【ベトナム趣味】青葉セミナー 代表取締役
久保 遊野
ベトナムのオフな面々 Vol. 014
仕方なく始めた料理が楽しく今では子どもたちも一緒に
取材日は子どもたちの大好きなグラタンを用意。「レシピは独学です(笑)。入れたら美味しそうと思うものを合わせていきます」
9歳の花野ちゃん(写真左)と7歳の綾野ちゃん(写真右)と一緒に「いただきます!」。写真手前のサラダは綾野ちゃんが用意した
久保さんが来越した2008年は、現在ほど日本食店は充実しておらず、醤油やソースといった日本食材も気軽に購入できる環境ではなかった時期。
「本格的な日本料理店へ行くと金額が高いですし、安さを求めると日本食とは言えないような料理が出てくる店が多かったですね。ベトナムに来るまで料理はほとんどしたことがなかったのですが、日本食が食べたい時は自分で作るようになりました」
最初はもちろん簡単な料理から。次第にそれが楽しくなっていき、新しい料理にも挑戦していった。
「同じ料理ばかりだと飽きてきてしまって。今度は干物とか煮物とかを食べたくなって、料理のレパートリーを増やそうと作り方を調べてみると、案外、ベトナムでも作れそうだなと感じたんです。今ではスルメやしぐれ煮、大豆から納豆を作ったりするのはお手の物ですよ」
自宅にはヌードルメーカー、ホームベーカリー、ヨーグルトメーカーも置いている。
「週末など時間がある時はピザの生地や餃子の皮から作ったり、娘たちも時々、料理を手伝ってくれることがあります。娘たちは今はサラダやオムライスなど簡単なものしかできませんが、これから少しずつ、味付けのバランスを覚えてもらって、いつか本格料理を振舞ってくれたらうれしいですね」
今後は新しい料理への挑戦はもちろん、燻製など少し高度な技術を要することにも挑戦したいという。
「妻も料理好きなので、これからも家族みんなでおいしい楽しい時間を過ごしていきたいです」
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