厳しい制限を受けるコロナ禍の労働環境。
感染リスクのほか、運動や睡眠の不足、過度のストレスやそれに伴う体調不良など、企業では従業員の健康課題が山積している。そうした中、日本が誇る乳酸菌飲料「ヤクルト」が注目を集めている。家庭から職場まで、おなじみの1本で日々の健康を保とう。

文/杉田憲昭(GRAFICA)

ヤクルトを通じて「事業従事者の皆さまの健康を守りたい」と話す原本氏


世界で認められているヤクルトで免疫力向上

「ヤクルト」は1935年に代田稔医学博士が開発した乳酸菌飲料だ。特筆すべきは1本あたり65億個以上含まれる乳酸菌「L・カゼイ・シロタ株」。通常の乳酸菌は酸に弱い性質があるが、シロタ株は酸耐性を持ち、胃酸などで死滅することなく生きたまま腸へ到達。腸内フローラのバランスを整えるとともに、免疫力を高めることにより、様々な病気を予防・改善する働きがある。


https://ncov.moh.gov.vn/-/tang-cuong-mien-dich-trong-mua-dich
ベトナム保健省のウェブサイトにも、「L.カゼイ・シロタ株」による免疫力向上効果と、新型コロナ流行時期の免疫力の重要性が掲載された

「エネルギー源となる栄養を吸収するばかりか、大半の免疫細胞が住んでいる腸の健康こそが、健康的な長生きを実現するという、代田博士の健腸長寿の考えに基づき開発されたのがヤクルトです」

そう話すのは、「ベトナムヤクルト」代表取締役社長の原本俊彦氏。約1400名ものヤクルトレディによる宅配や、4万4000に上る小売店を通して、1日約80万本をベトナムの家庭に届けている。

「便秘や下痢の予防・改善だけでなく、乳がんを始めとした、がんの発症を抑えることが、世界の研究機関による臨床試験で実証されています。また、いまだに特効薬がない、インフルエンザなどのウィルス性の病気に対しても、発症リスクを低減させることが科学的に証明されています。ベトナムでも、保健省国立栄養研究所の臨床試験により、急性呼吸器感染症の発生低減が実証されました。また、健康補助食品としても認可されています。乳酸菌は体内に滞留しないため、毎日継続して飲用することが大切です」

ヤクルトを喜んで飲む、従事者の人々

昨今、工場など企業からの問い合わせが増えている。外出や食事の制限、施設内での宿泊など、従来と異なる環境での健康課題に対し、福利厚生の一環としてヤクルトが採用されているのだ。

「事業従事者の皆さまの日々の健康だけでなく、免疫力の向上により感染症の予防に役立つことも期待できます。ヤクルトは健康を願う医者から生まれた商品。コロナ禍のベトナムでも、皆さまの健康で楽しい生活づくりに貢献できればと思っています」

従業員は企業の宝。コロナ禍での健康と福利厚生の充実に、ぜひこの1本を役立てたい。

*ARI:ウィルスや細菌によって引き起こされる急性呼吸器感染症
ベトナム保健省国立栄養研究所による臨床試験結果

会社福利厚生、工場泊まり込み利用に、特別サービスあり

ヤクルトはコロナ禍で奮闘する企業を応援します!
工場・オフィスへのお届けについて、お気軽にお問い合わせください。
メール: takemura@yakult.vn(担当:竹村)※日本語、ベトナム語対応


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【ものづくりの現場から】「ヤクルトベトナム」の工場を訪問しました。