【ベトナム芸能】
最後に笑うのは誰? 芸能界の揉め事が発覚したとき
ベトナム芸能事情 ここだけの話! No.45
ベトナムの芸能人も大人ですから、誰とどのように揉めたかなんて、詳らかに表に出ることは基本的にありません。
それでも稀に例外があります。それはあるシンガー・ソングライターと、マネジャーとの間で起こりました。
このマネジャーはいわゆるプレイングマネジャーで、自身も歌えて曲も作れるシンガー・ソングライターです。ちなみにベトナムは、作曲家と作詞家は兼ねていることが多いです。作曲者が自分で詞も書けば、もっとお金がもらえるからです。
金銭トラブルと
使った禁じ手
二人が揉めた内容は、支払いの遅延と不払いでした。主催者からマネジャーにいくら入って、アーティストの自分にはこれだけで、などの情報が載ったスクリーンショットを、アーティストが自身のフェイスブックで公開したのです。
以前に、数百万円の未払いでマネジャーと揉めたタレントが、マネジャーの悪口を言う姿が収録されたという話がありましたが、結局は公開はされませんでした。多分これからもないでしょう。
普通はそうなるんです。揉めても表には出さず、ぐっと抑える。「伝家の宝刀」は抜かないからこそ宝刀足り得るのに、このアーティストは抜いちゃったのです。
マネジャーのフェイスブックには1万を超える怒りマークが押され、アーティストには多くの同情のコメントが寄せられました。
揉め事から1年
活躍しているのは
さて、1年たった今はどうかと言うと、そのマネジャーには司会やテレビ出演などの仕事が入っています。
一方のアーティストは、フェイスブック投稿で常に1万を超える「いいね!」を確保しているのですが、ほとんど仕事が入っていません。そりゃあ、エージェントやお客さんは怖くて近寄れないよなぁと。
仮に、10対0で自分が正しくて、相手が悪かったとしても、公にしてしまえばいろんな人が離れて長期的に損をすると思うんです。
こういう時は「ひたすらボコられて耐える」っていうのが、実は商売的には最も期待値が高かったりします。
グルーピーベトナム
ベトナムの女優やタレントのマネジメントを担当。日本在住の大人気ベトナム人ユーチューバー、 クイン・チャンJPの問い合わせをお待ちしております!
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