【ベトナムゴルフ】６つの条件から考えたゴルフ場の満足度とは？

ベトゴルことはじめ　Vol.52

“名門”といわれるコースをラウンドしても、高い満足を得られるとは限りません。逆に、庶民派ゴルフ場が好評なこともあります。満足度を左右する要因を、自分なりに考えてみました。

知名度に限らない
良し悪しの判断軸

満足度を上げる要因として、次の６カテゴリーがあると考えます。
①コースの状態
②コースレイアウト
③知名度（トーナメント開催コース、歴史、設計者）
④スコア
⑤キャディやスタッフの対応
⑥設備（クラブハウス、レストラン、ロッカールームなど）
　
名門（知名度が高い）と言われるコースは、①メンテナンス状態も、②レイアウトも良いのが一般的。もちろん、知名度が高くなくても①②が良いコースは存在します。

ベトナムで①②③の条件が揃ってるゴルフ場は「ザ・ブラッフスホーチャムストリップ／ＴｈｅＢｌｕｆｆｓＨｏＴｒａｍＳｔｒｉｐ」。時期によりコース状態が悪い時もあるでしょうが、メンテナンスは良いと感じます。
　
由緒あるという意味では、「ダラットパレスゴルフクラブ／ＤａｌａｔＰａｌａｃｅＧｏｌｆＣｌｕｂ」ですが、メンテナンスの改善の余地があるかと思います。
　
知名度はなくとも、①②の条件が揃うコースはいくつもあります。「ラグナランコー／ＬａｇｕｎａＬａｎｇＣｏ」、「ケーエヌゴルフリンクス／ＫＮＧｏｌｆＬｉｎｋｓ」、「ロイヤルゴルフクラブニンビン／ＲｏｙａｌＧｏｌｆＣｌｕｂＮｉｎｈＢｉｎｈ」などなど。とは言え、コース状態はその時々で変わりますけれど。

相性も大切
良いキャディとは

④はスコアが良ければ当然、いいコースになりがちですよね。難しいコースよりも簡単なコースが意外と人気だったりします。自分にあったティー選びも重要です。

⑤のキャディは、ベトナムではゴルファー1人にキャディ1人がつくため、意外と重要です。相性が良ければ、印象は必ず良くなります。キャディは指名ができます。
　
私から見た良いキャディとは、言動がポジティブであること。ミスに舌打ちする人なんかは論外です。笑顔で、よく動く（歩きたがらない人も多い）などでしょうか。バンカーをきっちりならせるのも大切です。残念ながらベトナムでは非常に少ないです。
　
最後に⑥の設備は正直、私はあまり重要視しておらず、練習設備があれば嬉しい程度ですが、ゴルフ旅行でベトナムに来る人は重要でしょう。③の条件を満たすコースは大概の場合、設備はいい傾向にあるかと思います。

香西　保宏　Kozai Yasuhiro
2011年よりダナンを拠点にドラゴンゴルフを運営。ゴルフ場の予約・送迎サービスやコンペのアレンジ、ゴルフ用品のレンタル・販売を行う。
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