ベトゴルことはじめ Vol.18

 
 

1ヶ所目の訪問地はFLCゴルフクラブクアンビン

ダナンから北上しながら、7日間にわたりゴルフ場を巡ってきましたが、前回紹介したFLCサムソンゴルフリンクスを最終地とし、旅は終了。今回はその総括をします。

ゴルフ文化のメジャー化を実感

まず第一に、ハノイ、ホーチミン市、ダナンなど主要都市周辺だけでなく、各地方都市や海岸線にリゾート施設の開発が進み、ゴルフ場の建築が進められていることを強く感じました。それだけゴルフの認知度が高まり、ベトナム全土で盛んになりつつあるということです。

そして、さすが首都ハノイ。ゴルフ場の数はベトナムナンバーワンで、その規模も大きく、ひとつのゴルフ場で2コースは当たり前。3コースあるゴルフ場もいくつかありました。以前の印象とは違い、いずれもコースメンテナンスが行き届いていて、畑の様なコースはありませんでした。これはハノイに限らず、ベトナム全土で言えることですが、質素な設備のクラブハウスはほぼありませんでした。むしろ豪華な施設が目立ち、まさに「裕福層のためのスポーツ」という印象を受けました。

ボートでゴルフ場に向かう、BRGキングスアイランドゴルフリゾート

ベトナムでのゴルフの盛り上がりを見ていると、ゴルフ人口がかなりのスピードで増えていることは間違いありません。現在約60コース。毎年4―6コース新たにゴルフ場が生まれ、10年以内には間違いなく100コースは超えるはずです。また、キャディがゴルフを覚える機会を与えられるコースもあり、練習場ではベトナム人のプロも多く見かけるようになりました。

最近ではVPGA TOURと言う団体が立ちげられ、100人ぐらいのプロが登録しているようです。強いジュニアゴルファーも出てきているので、世界で活躍する強い選手が何人か出てくると、さらにベトナムのゴルフ人気も高まるでしょう。

ますますベトナムのゴルフが盛り上がることを確信した旅になりました。

香西 保宏Kozai Yasuhiro
2013年よりダナンを拠点にドラゴンゴルフを運営。ゴルフ場の予約・送迎サービスやコンペのアレンジ、ゴルフ用品のレンタル・販売を行う。
DRAGON Golf
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