ベトナムのオフな面々 Vol. 007

人と人とが繋がる場所で、バドミントンをツールに街を知る


ここでのバドミントンを通じて知り合った奥様とその同僚や友人たちとの出会いもかけがえのないもの

「バドミントンは気軽にラリーをしているだけでも楽しめるので、生涯スポーツとしてこれからも続けていきたいです」

ラケットを持つと穏やかだった表情が変わり、試合モードのスイッチが入る

日曜の朝、熱気に溢れる体育館から聞こえる、歓声に混ざる楽しそうな笑い声。

月2回ほどローカルの市民体育館に集まり、ここで出会った日本人やベトナム人の仲間たちと一緒に、学生時代から続けているバドミントンで汗を流している。

「明るい彼らと無心になって体を動かすことで、日々の疲れも吹き飛びます。大体7~12時までプレーして、その後に皆でランチをしてから帰ることが多いです」

初めは1人でふらりと訪れ、知らないベトナム人に混ざって試合をしていた。

「ラケットを持っていようがいまいが、近寄っていけば仲間に入れてくれるんですよね。このベトナムらしい距離感が大好きです」

学生時代、東南アジアをバックパッカーで回ったときも、バドミントンを通して現地の人と交流していた。ホーチミン市に来てからは、運動不足解消のために再開したが、得られたのはそれだけではなかった。

「こうして休日に外に出て、友人と運動したり食事に行ったりすることで、新しい発見が必ず得られます。人を知ることでその街のことも知ることができる。バドミントンを続けている理由の1つです」

JCCHホットニュース
2020年2月22日(土)19時より、9月23日公園にて、日越交流ぼんおどり大会を開催します。本大会は、JCCHとジャパンベトナムフェスティバル実行委員会が共催し、今年で4回目となります。ぜひご参加ください!
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