ベトナムのオフな面々 Vol. 010

子どもが楽しめることを一緒にアプリゲームで運動も兼ねて

9歳の凰介(おうすけ)くんと6歳の龍平くんと一緒に。「ポケモンGOは、学校でも話題の的のようです」

親子3人で仲良く。「ポケモンGO以外では、一緒に家でゲームをしたり、公園でスケートボードを楽しんだりしています」

「ハノイ市内では最近、アイテムやボーナスなどがもらえるポケストップが増えました。ベトナム人にも人気なんですね」

月に1~2回ほど、ホアンキエム湖周辺で散歩を楽しむ設楽さん親子。ただ歩いているだけかと思いきや、子どもたちは携帯を手に持って何かに夢中になっている。

「携帯アプリのゲーム『ポケモンGO』です。数年前に子どもたちがやってみたいというので、自分の携帯にダウンロードして、こうやって貸して遊ばせています。私も時々プレイしていて、なかなか面白いゲームですよね」

ポケモンの数は600以上に及び、加えて色違いのキャラクターもいることからコンプリートまでは程遠いという。

「でも、子どもたちと一緒に遊びに出かける良いきっかけになっているのでありがたいです」

ある仕事先では趣味の話になり、子どもたちとポケモンGOを楽しんでいるという話をしたところ、在ハノイ日本人のポケモン仲間が集うグループライン(LINE)を紹介してもらったこともある。

「ポケモンGOを通じて出会いが広がったのは嬉しい限りです。意外にも年配の方の参加が多いんですよ。このゲームをしているとたくさん歩くので良い運動になるし、中には孫の話についていけるという声もあり、好評みたいです」

設楽さんもこのゲームをしていると、気が付けば10km以上歩いていたということもしばしばだという。子どもたちとの会話も生まれて一石二鳥だと感じている。

「まだ遊んだことがないという人はぜひダウンロードしてみてください。ゲームの楽しさはもちろんですが、それ以外のところで役に立つことがあるかもしれませんよ」