ベトゴルことはじめ Vol.48

 
 

バンカーからクリーンにアプローチを打つ練習法は効果的

球は的確に
「転がす」のが基本

今回は私がプレイの際にいつもイメージしている「ゴロフ」と、ベトナムの芝についてお話したいと思います。
 
ベトナムでゴルフを始めてから10年。最近になってようやく「ゴロフ(転がすゴルフ)」を習得できたと感じてます。以前は「ゴルフはゴロフ」と言う人がいても、正直何言っているのか意味がわかりませんでした。しかし今は、「その通り! ゴルフはゴロフ」と言えます。
 
ゴルフはどうしても球を上げたくなるんです。でもそれは間違い。特にアプローチはまずは的確に球を転がすのが基本です。
 
ゴルフの始まりはパターからだと言われています。そして、パターに慣れると距離感が身について、大体自分で考えている距離を打てるようになります。
 
その次はアプローチ。ランニングアプローチはパターの距離感に近い感覚で打つことができます。私の場合、基本はPWで8Ⅰ、52度、58度などを打ち分けます。ランニングアプローチの転がし方がいい時はパターの距離感も合います。このような「ゴロフ」を頭に入れておくと、カップインまで繋がりがよくなります。ゴルフは結局、1発のナイスショットだけではダメなのです。それなりのショットが繋がると、いいスコアーになります。アプローチに悩んでる方は、ぜひ「ゴロフ」を実践してみてください。

日本とベトナムの芝の違い
 
ベトナムはエリアによって気候が違うので、芝の違いがあると思います。私が実感しているのは主に中部のゴルフ場で、あくまでも個人の意見としてご参考ください。

日本のフェアウェイやラフでよく使われているのは高麗芝。ベトナムで多いのは、バミューダ芝です。

日本は比較的芝が強く、立っているので球が浮いた状態のライが多く、これによってつい球を上げたくなります。それに比べ、ベトナムの芝はベチャッとしてて芝が寝ています。寝ているということは目があります。ダウンブローやバンスを使ったショットを打つと、結構シビアになります。芝の上をさらっと払うように打った方がミスが少なくなります。入射角の浅い、ロフトのないクラブを使うといいでしょう。

 

 

香西 保宏 Kozai Yasuhiro
ダナンを拠点に「ドラゴンゴルフ」を運営。ゴルフ場の予約や用品のレンタル、販売を行う。YouTubeチャンネル 「VIETNAM DRAGON GOLF」も発信中!
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