【ベトナムゴルフ】
コースマネジメントの始まりは 正しいアドレスから
ベトゴルことはじめ Vol.55
最近ではベトナムに新しいゴルフ場がどんどんできてきて、コースの選択肢が増えてきました。コースによってレイアウトは違うし、芝の種類も変わります。もちろんグリーンの速さなど、それぞれのコースに順応する能力が必要になってきます。
昔からよく言われていることですが、ゴルフには球そのものを打つ技術、メンタル、コースマネジメントの3つが必要とされます。私はコースをラウンドする楽しさは、このマネジメントにあるのではないかと思っています。
初心者ほど
右を向く
ゴルフを25年余りしてきて、最近やっとわかったことがあります。それはアドレスの大切さ。私は仕事柄、色々な人とラウンドする機会が多い中、ある傾向に気づきました。
「初心者ほど右に向く癖がある」
「ミスのほとんどは、正しいアドレスができていないから」
右に向きすぎる原因は何か。それはスライスを恐れて右に向いて球を捕まえようとする。またはチーピン(打球が左方向にすぐに落ちてしまう球筋のこと)を恐れて右を向く。この2つかと思います。
ナイスショットしたけれど左に球が出る、目標方向に飛んだけど球が上がらない。そういった人は、右を向き過ぎている場合が多いです。
チーピンが
止まらない
初心者の人は大体スライスボールが多いです。左を向くとスライスがひどくなりそうなので、自然と右を向くようになります。
チーピンを打つ人は、ゴルフに慣れてきた人ではないでしょうか。チーピンが怖くてどんどん右に向くようになります。結果チーピンが止まりません。
実は私もチーピン持ちでした。ある日、思い切って左に向いて左のOB目がけて打ったんです。結果、素晴らしいフェードボールでフェアウェイど真ん中に。
これをきっかけに、自分が打ちたくない方向とは逆に逃げ過ぎて、余計と方向性を失っていたことに気づきました。
では、どうすれば正しくアドレスできるのか。最も簡単なのは、キャディに後ろに立ってもらって確かめることです。本来これは違反行為になりますが、友人同士のラウンドなら事前に許可をもらってやってみてください。
打つ順番を待っているときに、構えて飛球線上にクラブを置いて、どっちを向いてるか確かめるのも手です。ひどい人は45度も右に向いてる人もいます。1度チェックしてみてはどうでしょうか?
香西 保宏 Kozai Yasuhiro
2011年よりダナンを拠点にドラゴンゴルフを運営。ゴルフ場の予約・送迎サービスやコンペのアレンジ、ゴルフ用品のレンタル・販売を行う。
DRAGON Golf
電:090-552-1530
E-mail: kozai@dragongolf.vn
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https://golf-danang.jp
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