なるほどthe住まい No.30

公共交通機関の
不使用が要請

11月に日本へ久しぶりに帰国しました。2ヶ月に1回のペースで日本とベトナムを往復する生活を約10年間繰り返してきましたが、さすがにここまで日本に戻らない日が続くと、日本での仕事が滞ります。家族のケアもあるので、ここは満を持して日本へ帰ることにしました。

「ええ? いよいよ帰任ですか?」
 
そう思われても仕方がありませんが、私の場合は年末年始の休暇をくっつけての日本出張が主な目的です。ちなみに、私は関西在住なので、成田着便ですと、成田で2週間隔離扱いになります。ですので、韓国の仁川経由で大阪に降り立ちました。公共交通機関は利用できないので、実家からカミさんが車で空港まで迎えに来てくれました。名古屋在住の方は、成田に着くなりレンタカーで帰宅した人もいます。

ベトナムからの
入国はスムーズ

びっくりしたのが、仁川空港も関空もベトナムから来たと言う証明があれば、PCR検査や陰性証明書の提示の必要はありませんでした。私は直前にハノイのクリニックでPCR検査を受けて陰性証明書を出してもらっていましたが、それを見せることもなく、空港を出ました。日本に着陸した機内でアナウンスが流れ、アメリカを始め上陸拒否対象指定を受けた国から来た人は呼び出されていました。当然隔離ホテルへ直行するのでしょう。上陸拒否対象指定を解除された国の9ヶ国の中にベトナムが入っているので、私はとてもスムーズでした。現在は大人しく自宅待機をしています。
 
さて、問題はベトナムへの入国です。来年の1月末にハノイに戻りますが、もちろん戻っている方々もいるので大丈夫だと思います。ベトナムのコンサルに手続きをお願いしていますが、隔離ホテル代を含め、現時点で40万円ほど費用がかかっています。それを覚悟での一時帰国です。日本滞在中はコロナを喰らわないようにだけ注意したいと思います。
 

 

田口 庸生 Taguchi Tsuneo

ハノイリビング

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