Q.社内のコミュニケーションを円滑にするには?
【ベトナムお悩み】
今月のゲスト:37歳・女性・専門職
まずは同じ釜の飯を食べよう
G(ゲスト) ポジションやキャリア上自然なことですが、仕事場では20代、30代、40代と、それぞれ世代同士は仲がよくても、ほかの世代の社員は少し壁があるように感じます。コミュニケーションが不足していると、勘違いが生じたり、思いやりが薄れて仕事のミスに繋がるので、何か対策を考えたいです。
U(ウィン) 社員同士の理解を深めるのは組織を活性化させるために重要なことですね。業務連絡だけでなく、個人的な会話をかわすことがお互いの理解に繋がるので、そのような時間を積極的に作ることが大事だと思います。
G 今年はコロナの影響で社員旅行やイベントができなくなって、オフィス以外で交流する機会がなかったのも影響している気がします。
U そうですね。すぐできることとして、 食事会のようにかしこまったものではなく、ランチをデリバリーして一緒に食べるのはいかがでしょう? 勤務時間外に予定を合わせて食事に行くより、気軽ですよね。 ベトナムにも「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、一緒に食事をすることで、家族や兄弟のように思える関係性を築くことが大切です。「昨日はジャンクフードだったから、今日はヘルシーなメニューにしよう」と、何気ない会話が相互の理解を深めてくれるはずです。
誘う=奢るという意識は不要
G ちなみに、ベトナムには割り勘文化はありますか?
U 今までは“年上が奢る、年下が奢ってもらう”という風習がありましたが、最近は割り勘が増えてきました。逆に、時々感謝の気持ちで上司に奢ったりすることもあります。お得意様同士のビジネスランチも、どちらかが支払うのではなく、割り勘で払うのが一般的になってきました。誘う=奢るではないので、気負わずに誘い合って、交流関係を深めましょう。
JAC Recruitment Vietnam
日本にて国際関係研究科修士課程修了。日越で人事戦略業務に従事。
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