【ベトナムゴルフ】
コロナ禍で増えたゴルフ人口 ベトナムは純粋な楽しさから?
ベトゴルことはじめ Vol.67
ダナンの人々はワクチンの2回目接種が終わり、街はいつもの景色を取り戻しつつあります。新型コロナの陽性者は0ではないですが、陽性が確認された地域は隔離にするなどの措置をとり、特に混乱はありません。
ゴルフ場においても、レストランが休業していたり、週末営業のみの場合もあったりしますが、中部のほとんどのゴルフ場が再開しました。
日本は中古市場が活発
サプライチェーン問題も
さてコロナ禍では、世界的にゴルフ人口が増えており、日本も例外ではないようです。コロナ禍でお金を使う機会が少なくなり、ソーシャルディスタンスを保ちやすいゴルフに注目が集まるのは自然なことです。
日本では中古クラブ市場の人気があがり、オンラインショップが増えています。中古販売を利用すれば、比較的安値でゴルフを始められるのも一因かもしれません。
同時に、ゴルフクラブはサプライチェーン危機にも陥っています。原材料不足からグリップやシャフトの供給が減り、品不足となっているようです。
ベトナムでゴルフ人口が
増加した理由とは?
このコラムで度々書いているように、10年ほど前のベトナムでは、ゴルフは一般の人々に浸透しておらず、一部の裕福層や駐在の外国人のための娯楽でした。近年は全国的にゴルフ場が急激に増え、ゴルフ人口が増えているという状況です。
あくまでも個人的な見解ですが、ベトナムの場合は、コロナ禍でゴルフが注目度をあげたと言う印象はありません。人から人へとゴルフの楽しさが徐々に伝わり、ゴルフ人口が増えていると考えられます。
特にハノイ、ホーチミン市では、週末は地元のゴルファーでほぼ満員。1ラウンドで5~6時間ほどかかることも、よくある話だと聞いてます。
ダナンも地元のゴルファーがどんどん増えているのを実感しますが、都市部ほどの集客ができていないのが現状です。元々ダナンは観光の街なので、旅行で来るゴルファーが戻ってこないと、ゴルフ場の経営は厳しいのかなと思います。
「観光客が戻れば仕事が増え、ゴルフの時間がなくなる。観光客がいなければ、ゴルフをする時間は増えるがお金はなくなる」。お気づきの方もいるように、これは私のことです。旅行業を営む立場としても、早く観光客が戻ってきてくれることを願っています。
香西 保宏 Kozai Yasuhiro
2011年よりダナンを拠点にドラゴンゴルフを運営。ゴルフ場の予約・送迎サービスやコンペのアレンジ、ゴルフ用品のレンタル・販売を行う。
DRAGON Golf
電:090-552-1530
E-mail: kozai@dragongolf.vn
FB:@bookgolfvietnam
https://golf-danang.jp
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