サービスアパートと
コンドミニアムの決定的な違い
ベトナムメディア業界 右往左往 No.11
コンドミニアムのメリット・デメリット
ベトナム全土でここ数年、空前のコンドミニアム開発ラッシュが続いています。コンドミニアムとは、一部外国人を含むベトナム人富裕層向けに建てられた大規模な分譲マンションのことです。購入したベトナム人が、部屋を整えて、我々外国人に貸し出すわけです。
コンドミニアムは富裕層に投資を呼びかけているため、居住後の満足感を高めるための設備や共用施設を有しています。
しかし、良い面ばかりではありません。まず、サービスアパートと決定的に違うことは、購入したベトナム人家族の50%はそのまま居住すること。つまり、ベトナム人の方々と同じ棟内で生活をすることになります。生活習慣や文化の違いからくるストレスを、大なり小なり受けることになります。一 番大きな問題は、「騒音」です。廊下で大声で会話したり、部屋内でのどんちゃん騒ぎ。ほぼ100%外国人が居住するサービスアパートでは考えられないトラブルです。
あと、見逃してはいけないデメリットは、契約更新を希望しても、更新を断られるケースが増えていることです。
仲介会社を通じての契約が無難
ビングループが賃貸部門を立ち上げ、自身が開発したコンドミニアムの賃貸業を始めるケースが増えていますが、購入オーナーとの管理委託期限が終了すると部屋をオーナーに返さなければならなくなり、結果「更新はNG」となるパターン。また、購入してしばらく経ったオーナーの大半は、値上がりし利益が出る段階で売却し始めるため、突然のオーナーチェンジで「更新はNG」というパターンも…。
こういった面倒がコンドミニアムにはつきまとうことになります。オーナーのグダグダを跳ね返す交渉力が必要になるので、しっかりしたサポートを約束する不動産仲介会社を通して契約した方が無難です。
ハノイリビング
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