IVSのベトナムIT見聞録 No.010

良質なデータを分析するために
 
ITに関するコラムということですが、最近はAIやIoT、ビッグデータなど、聞き慣れてきたけれど実はよく知らないIT用語が増えてきたように感じます。

私が営業でお話する機会の多い製造業の方からも「最近AIってどうなの?」と聞かれることも多くなってきました。

私自身も勉強している最中ですが、AIの技術は、“人が集めてきた膨大なデータ”を元に活用するITと言われています。

例えば、あなたが通販で商品を購入すると、購入した商品のデータを元にAIがパターンを分析、あなたが購入しそうな商品をオススメとして表示する機能もこの技術にあたります。商品を購入した人のデータが集まれば集まるほど、購入する人の傾向も分類できるので、AIの精度は高まっていきます。

前置きが長くなりましたが、大事なポイントは、便利ですごいIT技術でも、「大量のデータを蓄積」し「活用」できなければ意味をなさない!ということです。

私が普段訪問させて頂く日系企業でも、データ自体を正しく入力できていない、まとめられていないためにデータを活用するところまで至っていないことが多く見受けられます。IT技術を活用するには、データをまとめる=基幹業務をシステム化して良質なデータを蓄積・分析できるように整えることが第一歩です。

基幹業務を整えるメリットとは?

AIに興味がなくても、システムを整えることにはIT技術を取り入れる以外に多く旨味があります。人為的なミスを減らす、業務工程を減らす、属人化を防ぐことができるのも、大きなメリットではないでしょうか。とは言いましても、ITは形のある商品ではないので、導入イメージも湧きにくいのではないかと思います。基幹業務をシステム化するシステム屋(弊社IVSなど)をぜひご活用ください!ホーチミンで美味しいタピオカを飲みながらご相談させていただきます。

前川 拓司
Maekawa Takuji
在越日系企業向けへの人事・生産管理システム、業務改善ツールを導入するSI事業の営業担当。趣味は写真。

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