イベントオヤジの独り言 Vol.07

突然の問い合わせ、その真意とは?

突然ベトナムオフィスにかかってくる電話で一番多いのは、「人材にお困りじゃないですか?」と、いうものですが、たまに「料金表ありますか?」という問い合わせもあります。突然、「料金表を…」とか、「明日中に見積りを!」という問い合わせで決まった仕事は1つもありません。

イベント会社に料金表が欲しいとリクエストしてくるのは、イベント業務を請けたい、もしくは請けてしまった業者さんでしょう。

とりあえず日系のイベント会社の料金相場を調査することになり、「料金表を…」という事なのでしょうか。

しかし、私たちには料金表はありません。見積りも相見積りの場合、出さないこともあります。

レンタル業者でなくイベントのプロ集団

長くベトナムにいると、テント、鏡開き、神輿、音響システムなど、日本のイベントツールをレンタルできるほど自社で所有していますが、基本的に弊社はレンタル業者ではないですし、料金表は作りません。

それらを貸し出す値段は1万VNDでも100万VNDでも、いくらでもいいんです。

公共団体のお客さまには無償で貸し出しもします。私たちはイベント専門のプロ集団です。右から左じゃないんです。会場費などは原価で提示します。

あとは、我々が提供できるイベントのノウハウやサービスとして管理費を頂きます。

司会の台本やマニュアルもベトナム語や英語、日本語でも書きます。イベントの規模も招待客が10人であろうが、1万人であろうが計画します。

また、内容が未定であれば、追加が無いように多めに概算を書きます。

自分の噂など気にもしませんが、まあまあAABっていいと思いますよ。と、いうわけで、仕事を頼む気も無いのに見積りくれとか、もうやめてちょーうだい。

 

平櫛 開三 Kaizo Hiragushi
1987年日本で株式会社AABを立ち上げ後、2006年にAABベトナムを設立。
日系企業や公的機関等の様々なイベントに携わる。

AAB VIETNAM Co., Ltd
電話: 028-3933-3545
www.aab.co.jp