ベトナムでアパート賃貸業を 行う際の注意点
ベトナムメディア業界 右往左往 No.5
割安賃貸業を行う2つのパターンとは
最近のお問い合わせで多いご質問は、「ゲストハウス(割安賃貸業)をやりたいんです」。ずばりこれです。
サクラホテルさんや東屋さんなど、日系のホテルの皆さんも頑張っておられるのですが、もっと低価格で宿泊施設を提供するサービスをしたいというお問い合わせですね。
しかし、問題はそのゲストハウス物件をどう言う形で手に入れるかです。以下の2パターンがあると言えます。
①物件を借りて転貸する場合
②物件を買って賃貸に出す場合
外資100%でもこれらのビジネスは可能です。しかし、この①と②とではまったく内容が異なります。
②の物件購入は、ビングループなどが分譲している外国人でも購入できるプロジェクト物件を買わなければいけません。賃貸しやすい立地となると、当然都心のマンションになりますから、値段も高くなります。
となると、手軽に事業化できるのは、①の「借りて貸す転貸」だと考えがちですが、これには大きな壁が立ちはだかります。
買うか、借りるかどっちが現実的?
マンションの転貸は「不動産事業」にあたりますので、個人では行えず現地法人を立ち上げないといけません。
そして物件ごとに「防火消防許可証」や食事を出すなら「食品安全衛生証明書」、それに公安へ提出しなければならない「安全秩序条件充足証明書」といった膨大な書類を作成しなければならないのです。
そして何より厳しいのは、必要な資本金の額です。サブリースも不動産事業の一部になっているため、定款資本金に最低額が定められ、その金額は 200億VND(およそ1億円)となっています。結果、「買って貸すほうが安上がり」だということです。
その場合、不動産管理業を行うことができる弊社のような不動産業者に、管理運営を委託されることをおすすめします。
ハノイリビング
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