悪役でも魅力を放つ存在感あるドラマ女優Tuong Vi／トゥオン・ヴィー

16歳の頃、街に遊びに出たとき偶然にある雑誌の編集者から、「モデルになってくれませんか」と依頼されたヴィーさん。これがきっかけで、ティーンエイジャー向けの雑誌やヨーグルトなどのCMに徐々に出るようになった。女優としてデビューしたのは2008年のドラマ『なんとなく泣きたくなる／Bỗng dưng muốn khóc』での小さな役だが、現在まで30本以上のテレビドラマに出演し、視聴者にとってお馴染みの女優となっている。

「自分は楽観主義で、明るい性格なので、涙脆い役に似合わないと思います。今まで担当してきた役も自我が強くて、個性的な役が多く、悪役も結構ありますよ。なかでも一番印象的なのは初めての主役であるドラマ、『好きだよ、カーロー君／Cá Rô, em yêu anh!』での不器用な女の子の役です」

理想の男性像について聞いてみるとヴィーさんは、「ユーモアがあって、思いやりのある人が好き」と語る。