IVSのベトナムIT見聞録 No.008

はじめまして。IVS新入社員の村田です。今回はシステムからは少し離れ、IT人材育成の取り組みについて書きたいと思います。

ベトナムでは、IT企業間の競争力向上及び投資誘致のための政策を打ち出して土壌整備に力を注ぎ、官民連携して同分野の人材の育成を推進した結果、今やITはベトナムの大学で、数学に並び最も人気のある学科になりました。また、こういった政策の甲斐あってか、低賃金というだけでなく、ベトナム人IT人材の質も評価されてきており、オフショア開発の拠点として今後さらなる成長が期待されています。

教育に携わり国の発展に寄与

IVSでは、カントー大学やニャチャン大学のIT学科の学生を中心に、インターン生を多く受け入れており、両大学合計で年間80人程を受け入れたのち、それぞれの大学から毎年20人程度を社員として採用しています。インターン生は、大学でシステム開発のロジックを学び、インターンではコーディングルールなどの枠決めの中で、チームワークでプロジェクトを進める経験を積んで羽ばたいていきます。

弊社代表は、1995年に留学生として初めて渡越し、今年でベトナム歴足掛け25年。深くベトナムを理解し、愛する日本人ビジネスマンです。「日本とベトナムの相互発展を紡ぐ」という理念の下、ベトナム人労働者を単に安い労働力と捉えず、学生の頃から教育に携わることでベトナムの発展を促進しています。一方、新人営業には「お客様の利益になるものだけを売る」と教育し、日系企業にも間接的に利益をもたらし、相互発展を紡いでいます。

今後、ベトナムが外資系企業の撤退が相次ぐ事態になったとしても、未来へベトナムと「共に」歩んでいくヴィジョンを持つ彼は、いつも通り路肩のプラスチック椅子に腰掛け、タバコを片手にカフェスアダーを飲んでいることでしょう。そして、これこそが相乗効果を生み出すIVSの「強み」だと思います。

村田 武信
Takenobu Murata
某高級リゾートブランドにて、東京とフィリピンでの勤務を経て、2019年10月に来越し、IVSに入社。新規営業を担当。

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