もう限界。現場が火を
噴く、その前に
IVSのベトナムIT見聞録 No.009
生産効率があがる基幹システムとは
こんにちは。インディビジュアルシステムズの東海林です。
さて、まずはじめに質問です。「あなたの職場は、現場の意見に耳を傾けていますか?」
現場から不満の声があがる一方で、上司が耳を傾けない。結果、仕事量の増加、それに伴う残業代の上昇や相次ぐスタッフの退職…。こういった悪循環に陥っていませんか?
今回は「基幹システムのメリットと適切な導入方法」について、紹介していきたいと思います。基幹システムは適切に導入すれば、生産効率のアップが図れる便利なツールです。ポイントは以下の3点です。
①在庫数の把握
生産ラインの在庫・販売情報を可視化することにより、在庫量を適切に把握でき、倉庫の許容過多を防ぐことにも繋がります。
②利益率の改善
材料の原価計算を把握していないと、利益率の低下を招く恐れがあります。利益率を担保するための、仕入れ先の変更や価格見直しをリアルタイムで把握可能に。
③生産現場の負担軽減
各工程ごとの生産量や負担を共有することで、ロス率の削減や作業量過多の工程を把握でき、適切な人員を割り当てることができます。
現場の声を聞いて問題点を把握する
その他にも、基幹システムを導入するメリットは計り知れません。「基幹システムを導入するメリットはある?」と聞かれたら、間違いなくイエスと答えるでしょう。
しかし、基幹システムを誤った方法で導入したり、現場の意見を無視して導入してしまうと、設計にかけた時間や導入費用が無駄になるだけでなく、「良かれと思って」が逆に現場の負担になるということにもなりかねません。
現場の「生の声」を意識して聞いて頂き、まずは現場スタッフが抱えている問題点をしっかりと把握し、その上で基幹システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
東海林 凱
Shoji Kai
日本の印刷会社での営業・工場の品質管理を経て、2019年に入社。業務改善ツールや人事・生産管理などの販売を担当。
IVS Co., Ltd.
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