ベトナムメディア業界 右往左往 No.3

住んで初めて分かるトラブルの数々

ベトナムに赴任が決まり、アパートを探して契約をします。概ね契約期間は1年間が多いかと思います。そして1年近くアパートに住み、特に不満がなければ、引き続き1年間契約を更新される方が大半です。

しかし、考えていた居心地とは程遠い場合、致し方なく新しいアパート探しをしなければならなくなります。その理由として多い事例は、以下の2点にほぼ集約されます。

①オーナーのホスピタリティの欠如

②近隣の騒音

住んで初めて分かる数々のトラブルに、真面目に取り組まないオーナー…。
・エアコンが効かない
・バスルームが臭う
・チョウバエがトイレで大量発生する

これらは対応が遅いと死活問題です。こういった問題はサービスアパートではなく、個人オーナーと直接契約を余儀なくされるコンドミニアムに多い事例です。

近隣住民の騒音も、オーナーは面倒な民事問題に巻き込まれたくないと考えるので、まともに動きません。

また、廊下で夜の9時、10時まで騒ぎまくるベトナムの子ども達を抑える法的ルールなどありません。

1ヶ月前に告知し、満期で退去がベター

こういった不毛な我慢を強いられるアパートに、これ以上家賃を払う必要などなく、次のアパートを物色することになります。この際に気をつけていただきたい点は以下の通りです。
・契約期間中の途中解約はペナルティが発生
・退去は原則1ヶ月前に告知

「我慢できずに出ていくのに、なぜペナルティを払わないといけないんだ!」と、なるところですが、オーナー側がお粗末ながら少しでも対応していたのであれば、「勝手に出て行く賃借人」になってしまうんです。できれば「契約期間満了で更新せず」で出て行くのが無難です。

あとは、仲介業者の選択です。我々は数多くのお客様の「致し方ない住み替え」のお手伝いをしてきました。お任せいただければと思います。

 

田口 庸生 Taguchi Tsuneo

ハノイリビング

住:5F, DMC Bldg., 535 Kim Ma, Q. Ba Dinh, Hanoi
電:024-8587-4614
メール:taguchi-t@hanoi-living.com
ウェブサイト: http://hanoi-living.com

.