【ベトナムゴルフ】ベトナム人はゴルフ向きの性格!?

ベトゴルことはじめ　Vol.51

「性格」は、遺伝子と環境によって作られると一般に言われます。僕はその道の研究家ではないので、はっきりした事実はわからないです。それでも、人種により性格や気質が違うとは一概には言えないと思っています。
　
その前提で、今からのお話を聞いてください。

周りを気にしない
ベトナム人の強み

僕はベトナム人やアジア系、西洋系など、さまざまな人種の方とゴルフをします。全体の傾向として、ベトナム人はゴルフ向きの性格をしていると思うのです。

まずはマイペースであること。バイク３台が横並びで道を塞ぎながら時速20kmぐらいで走り、後ろを全く気にしない。逆走は当たり前。道の真ん中でバイクを停めて携帯いじり…。

そんな光景を見て、アメリカ人の友人がよく「セルフィッシュ／Ｓｅｌｆｉｓｈ」（わがまま）だと言います。確かにそうではありますが、僕はそれよりも、「周りを気にしないこと」に感心します。周囲の人も、注意したり怒ったりしないことにいつも驚かされます。

そう言った環境なんですよね、ここは。これが「周囲をあまり気にしない性格」を作るわけで、僕はある意味それが羨ましいです。とてもゴルフ向きの性格だからです。

ゴルフは自分に自信を持てることが非常に大切です。自分を信じられ、周囲に左右されない方が、自分の実力を発揮できると思っています。

時間も気にしない
これは今後の課題

ベトナム人が守れていないことと言えば、「時間」です（もちろん守れてる人もいます）。

マナーで言えば、ファストプレーを心がけ、ハーフで２時間以内が理想。自分の打順がきたら40秒以内に打とうとか、そのために、自分の番が来てからラインを読むのではなく効率を考えておくことが大切だとか。

ルール面では、ボールを探す時間は５分でしたが、２０１９年以降は３分に。プレー時間短縮のため、２０１９年にはルール変更が多くありました。

ゴルフ全体がファストプレーに向けて動いているのは事実です。

ベトナムのゴルフ全体がルールやマナーを重んじるように、ゴルフ協会、ゴルフ場、プロやトップアマなどが率先してくれるようになれば、ベトナムのゴルフはさらにレベルが上がることでしょう。