SK人事部 採用・教育虎の巻 其の二十四

今後さらに近づく日越間の距離

こんにちは、HR-リンクの竹之内です。今回はベトナムで働くことで次につながるキャリアについてお話します。

現在、ベトナムには日系企業をはじめ多くの外資系企業が進出しています。日系企業だけでも1600社以上で、ASEAN主要国でもタイに次いで2番目です。

それだけ日系企業が進出すると、日系企業で働いた経験を持つベトナム人の数も増え、日本人の働き方や商習慣、日本の文化を身に着けている人材が増加します。

近い将来、日本とベトナムの距離はさらに縮まると考えています。

それは、日系企業のベトナム進出の増加だけでなく、多くのベトナム人が日本で働く機会が増えるためです。すでに増加が顕著な実習生枠に留まらず、ITエンジニアやその他国内で人手が不足している業種を中心に、多くの外国人就労者が増えると予想されます。実際に、日本国内でベトナム人など外国人の採用について相談を受けるケースが増えてきました。

息の長いビジネススキルの取得に向けて

海外で外国人をマネジメントした経験は日本国内でも生きてくるでしょう。海外拠点がなく、外国人の受け入れをしたことがない企業で、これらの経験が重宝されるからです。海外就業経験者や外国人のマネジメント経験者は、管理者や教育者として活躍できる機会と巡り会える可能性が高いです。

それに、人口が減少傾向にある日本にとって、「海外」は外せないキーワードです。外国人の受け入れをうまく活用できるどうかが企業活動で重要になるなか、ベトナムでの就業経験はある意味息の長いビジネススキルの構築に繋げることができるのです。

つまり、どういった職種、業種であれ、就業自体が経験値となり、ベトナム人マネジメントや、海外法人の管理者などとして飛躍のチャンスが待っています。逆に、将来的に海外との関わりを求めていない人にとっては無駄な時間となる可能性が高く、現在、たまたま海外就業の機会があり、面白みを感じないという人は大至急、軌道修正をおすすめします。

HR-リンク 竹之内 雅也

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