【ベトナム:採用・教育】
これからの人材マネジメントの 在り方を考える
日本での就労経験がある
ベトナム人材が帰国
日本とベトナムを結ぶ定期便が戻って来ました。日本で働くベトナム人もこのタイミングで帰国し、経験を生かして高収入の職に就こうと考える人が増えています。
企業にとっても、日本での就労経験、高い日本語能力、企業文化への理解がある人材を採用できるチャンス。今回は経営のローカライズを掲げている企業向けに、「人的資本経営」を提案します。
人材の価値を高めることで
真のローカライズを目指す
「人的資本経営」とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です(経済産業省より)。
企業は従業員を価値創造のためにマネジメントし、企業と従業員がお互いに選びあう関係。日本においては労働人口の低下やSDGsの観点からも注目され、導入され始めています。
ベトナムには潤沢な労働力がある一方、帰属意識は低く、育成に投資してもリターンが少ない。だから「経験が浅くても安い労働力の雇用がいい」と考える経営者もいるでしょう。
ここで、先般のコロナ禍を思い出してください。行動規制により人々が農村部へと移り、人員確保の苦労がありました。強い組織であり続けるには、働く人材の価値をどう高めていくかがカギなのです。
企業の生産性を高め、企業価値を向上させる経営手法としてぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
笠松薫里
Kasamatsu Kaori
20年近く人材事業に携わり、数多くの紹介実績を持ち、組織改革、経営支援にも取り組む。歯に衣着せぬアドバイスに定評あり。
Kasamatsu Kaori
20年近く人材事業に携わり、数多くの紹介実績を持ち、組織改革、経営支援にも取り組む。歯に衣着せぬアドバイスに定評あり。
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