実況中継 オーダーメイドスーツを作ってみた

 

オーダーメイドスーツとは如何なるものか?
今まで一度も作ったことのない編集部員が、取材の知識をもとにトライ! iPhone6を買うつもりでいた預金を引き出し、取材先であるCao Minhさんに相談。意外に段取り良く進んだ。

 

やっぱり使うシーンが大切

最初に聞かれたのは使うシーン。日常のビジネスシーン、パートナーとの大切な要件、イベントや式典……。私は普段はスーツを着ないので、「特別な場合」にした。

 

 

難しい「生地」から入った!

すると、イタリア製のSUPER150’sの生地がとても柔らかでお勧めとのこと。触ってみると確かにしなやかで、固さや表面のざらつきを感じない。スーツの金額を聞き、納得したのでこれに決める。
次に、どんなスーツを持っているかと聞かれ、恥ずかしながら「ベトナムにはありません……」。ならばとダークブルーのアドバイス。グレー系もよいが、初めてなら基本的な色がいいと。パートナーとの商談にも問題ないという。

 

 

シルエットは迷いなくイタリアン

次はシルエット。軽くてしなやかと聞かされ、着心地を優先してクラシコ・イタリアにする。ダブルは考えてなかったのでシングル。勧めに従って2つボタンに。クラシコ・イタリアは日本人に人気だそうだ。

 

 

サクサク決まるジャケットのディテール

ラペルは8種類ほどの中からスタンダードなノッチド、ベントはベントなしとサイドベンツを進められ、動きやすいサイドベンツを選択。腰ポケットには多少の遊び心で、斜めにカットしたものを。
ボタンは何種類かのサンプルから、せっかくなので水牛の角を使ったグレーのものに。裏地にはちょっとびっくり。サンプルの中から勧められたのが渋い感じの赤。しかし、ダークブルーとのコントラストが気に入って承諾。また、暑いホーチミン市を考えて背抜きを依頼。

 

 

意外に多いパンツのディテール

ベルトを使うか否か。体に合ったパンツを作れるオーダーメイドなので、ベルトなしでも調整できると説明され、思わずNon Overlapped Waist Beltを選ぶ。前面のタックは、より快適と聞かされてタックのないものに。サイドポケットはスリットが斜めのものにした。
ヒップポケットは、右利きなので右側に一つだけ付けた。ふたのないスリットにしてボタンを付ける。裾はシングル、ラインは少し細身にして、長く使いたいので裏地を付けた。

 

 

ベテランフィッターが採寸

ベテランの職人さんがメジャーで採寸。肩幅、胸囲、腹囲、袖丈、足丈、股丈などを手際よく測っていく。完全にお任せ状態。最初の説明から採寸までの時間は約40分。直感的に決めていったからか、テンポよく進んだ。

 

 

 

 

仮縫い

1週間後に再び訪れて、仮縫い。まずはパンツを試着するが、軽くてしなやかなことに驚く。丈の長さをチェックし、着心地は主に座って確認。
次はジャケット。「特別服」なので、体をひねるなどの大きな動作はせずにフィット感を確認する。フィッターは細かな点をチェックし続け、スタッフと話しながら、ショルダーやラペル、袖丈や着丈などを調整。3日後に再び仮縫いがあり、再調整して、その1週間後に受け取り。

 

 

完 成