【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】日本人の現地雇用、
近隣国の企業も採用競合に
SK人事部 採用・教育虎の巻 其の五十四
海外転職希望者の選択肢が増加中
みなさま、お世話になります。パーソルベトナムの中野でございます。
近年、海外転職を希望する方は増加傾向にあり、企業のニーズも日系企業向け営業や、技術指導者の採用を目的に増えて来ております。
数年前までは海外転職の選択肢として東南アジアでは、シンガポールやマレーシア、タイ、インドネシアが主に挙げられており、弊社にご登録頂く方もおおよそこの4ヶ国で転職活動を行っていました。
しかし、最近はフィリピンやインド、ミャンマーでの日本人採用の需要の増加に伴い、海外転職を希望する方の選択肢が増え、内定を出したとしても、他国の他企業へ行ってしまう確率が高くなってきています。
ベトナムは実際に住んでみると治安が良く、親日で物価も安く、住みやすい国とわかりますが、外にはその魅力の半分も伝わっていないと言えるでしょう。
弊社などの人材会社を経由して採用活動をする場合、人材会社からベトナムの魅力を事前に伝え、他国ではなくベトナムで就職して頂けるよう候補者の方に働きかけていますが、面接の際に企業側からも改めてベトナムの魅力を伝えて頂くことも重要です。
具体的な方法として、候補者の方と同世代の日本人が社内にいる場合は、面接の際に日常生活や仕事について説明してもらい、候補者自身により具体的にベトナムで働くイメージを持ってもらうことも有効と言えるでしょう。
面接は自社をアピールする場
国籍問わず、売り手市場の場合、面接は選考の場であるのと同時に自社をアピールする場となります。
特に日本人の場合はベトナム国内の企業だけではなく、他国の企業も採用競合になっていることを認識した上で、採用したい人材に対して自社のアピールはもちろん、ベトナム自体のアピールをして頂くことが優秀な人材の採用につながるでしょう。
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