【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】VUCA時代のキャリアアップ
SK人事部 採用・教育虎の巻 其の九十
転職よりもキャリア展開を考える時期
ホーチミンはそろそろ雨期の気配を感じる季節になりましたね。みなさん、Stay Home期間は何をされて過ごしていらっしゃいましたか?
普段まとまった時間が取れない忙しいビジネスパーソンの中には、今後のキャリアやライフプランとじっくり向き合った方々も多いのではないでしょうか。実際、キャリアのご相談内容も「良い転職先はないか」よりも「これから自身のキャリアをどう展開していくか」といったものにシフトしてきているなあと感じました。
さて、そのキャリアの展開の仕方ですが、以前こちらでポータブルスキルを活かしませんか? という提案をさせていただきました。今日はこちらについてもう少しお伝えしたいと思います。
自身のポータブルスキルを把握すること
ポータブルスキルは資格や専門知識と違い、業種や職種だけでなく、時には経験も選ばない普遍的な能力のことを言いますが、それらは“対自分力”、“対人力”、“対課題力”と大きく3つに分類されます。一例をあげると、この“対自分力”とは、自分のとるアクションや思考のコントロールパターンをさし、即決派と慎重派に分岐し、さらにそれぞれ4種類のタイプが存在します。人それぞれ、突出した能力は異なりますが、目の前の業務タスク、突発的なアクシデントにどんなアプローチでどう完了に導いていくのかをご自分の強みであるポータブルスキルを把握した上で効率的に進める方が成果につながりやすく、周りからのサポートも得やすいです。
自分にはどんなポータブルスキルがあり、それらをどんなフィールドで活かせばより自身を成長させ生き生きと働くことができるのかを知った上で今後のキャリア展開を進めていくことは、コロナ禍のような、これまで経験したことのない状況下において今後ますます重要になってくると思われます。どのようにそのスキルを身に着けるべきか、はまたいずれお話できればと思います。
笠松 薫里
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日本・海外にて10年以上のキャリア相談・転職支援の実績を持つ。
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