ウィンさんの日越お悩みチャットルーム　第2回

Ｑ．アフターコロナ、ベトナムでは働き方が変わりますか？

今月のゲスト：36歳・女性・営業職

作業環境を整えて、今ある仕事を大切にするべきくてＯＫ

Ｇ（ゲスト） 私の会社ではリモートワークが終わり、今まで通りのオフィスワークに戻りました。ベトナムで働く日本人として、これからどう働き方が変わっていくのか気になります。

Ｕ（ウィン） ベトナムでは社会的隔離政策の成功と市民の協力で、新型コロナウイルスの影響は少なかったですね。ただ、世界はまだ不安定な状況。ホテルやレストラン、美容系などのサービス業は特に影響が大きかったと思いますが、どんな業種であれ、〝今まで通り〟にはいかないでしょう。

Ｇ 　そうですね。プロジェクトの延期や中止も最近よく耳にします。

Ｕ でも、このような状況がきっかけで、今ある仕事を大切に感じることができた人も多いと思います。

Ｇはい。仕事があることの有難み、自分が今できることについて考える機会になりました。

Ｕ 若い世代の人たちは「いつでも転職できる」と感じているかもしれませんが、そんなことはありません。自分自身の能力、与えられた環境で最善を尽くせているのかを、まずは考えて欲しいですね。
　
ベトナムではテト明けに離職者が多い傾向がありますが、私はそれを「テト病」と呼んでいます。長期間オフィスに行かない日が続くと、会社に行きづらくなってしまうのです。
　
弊社のオフィスはソーシャルディスタンスをとるために社員の机のレイアウトを変えたところ、会社全体の空気が変化して、より仕事環境がよくなりました。このタイミングで、オフィスのレイアウト変更等、作業環境を変えてみるのも良いかもしれませんね。

Ｇ オフィスが新鮮になったら、気持ちも新たに仕事に集中できそうです。普段、デスクワークがはかどらない時はデスクトップを掃除していますが（笑）、思い切って「社内のレイアウトを変更したい」と提案してみます。

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