【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】ベトナム人大学生のインターンシップ事情
SK人事部 採用・教育虎の巻 其の四十六
半数以上の大学生がインターン経験あり
皆さんこんにちは。キャリアリンクベトナムの住です。今回、弊社で調査を実施したベトナム人大学生のインターンシップ事情についてお伝えします。
調査対象はベトナムの大学生166人、学年の構成は大学1~4年生までそれぞれ、12・7%、15・1%、30・7%、33・1%、大学院生が1・8%、新卒が6・6%となっています。
まず、インターンシップ経験の有無に関して、全体では53・6%の学生が経験あり、3年生以上になると74・2%もの学生が経験ありと答えています。また、インターンシップの経験社数は1社が最も多く56・2%、続いて2社が32・6%でした。
インターンシップをした理由については「就職活動に活かすため」が54人と最も多く、続いて「ビジネスマナーを知るため」、「興味のある業界についてより深く知るため」という回答がそれぞれ49人、45人でした。
これらの回答から、学生たちがインターンシップを自身のキャリアの発展に繋げていきたいという考えが伺えます。
大学によってはインターンシップが必須科目になっているところもあり、大学側も力を入れているようです。
1・2年生から将来を意識して動きだす学生も
インターンシップ経験のない学生も、「インターンシップを重要だと思うか」という質問に全員が「重要だと思う」と回答しています。
その理由は、「興味のある業界について深く知るため」が最も多く50人、続いて「ビジネスマナーを知るため」、「就職活動に活かすため」がそれぞれ48人、40人と続き、社会を知りたいというニーズが見て取れます。
今回の調査により、学生たちがインターンシップをすることは一般的になっており、1・2年生から将来について考え始める学生も多く、キャリアに対する意識が非常に高いことが分かりました。
需要の増加に合わせて、インターンシップ機会の提供を充実できると良いですね。
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