【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】
コロナ禍だからこそ採用にも マーケティング観点を
SK人事部 採用・教育虎の巻 其の百十五
採用マーケット2021年の状況
新型コロナウイルス感染症の発生前、採用マーケットは“売手市場”と言われ、「求人バブル」が続いていました。
2020年以降はコロナ禍により海外関連求人は大きく減少し、“買手市場”へと一気に変化したのは皆さんご存じの事かと思います。
中でも今は、「ベトナム在住者マーケット」のみ、超売手市場の状態が続いています。
現在エージェントへの求人依頼で、ベトナム在住者を重視しない求人はないと言っても過言ではありません。一方で、本当に在住者の採用を重視すべきなのでしょうか?
一般的に、超売手市場では競合が多いのが実情です。「知名度が高い」「福利厚生が良い」などの求人案件が、一手に候補者を集めることになります。
在住者はベトナム全土含めて約2万人、皆様がターゲットとされている現地採用人材となると、その数分の1となります。当然、業界経験や専門性などを有している人の絶対数は少なくなります。
一方、日本における海外就職希望者は“買手市場”のため、企業側が選べる状態です。
日本にいる人でも費用はかからない
採用リミットという時間的制約をもつ企業は、もちろんベトナム在住者を採用すべきです。
コスト面では、日本にいる候補者を狙うことは決して採用企業の負担を強いるものではありません。
入社後の条件に魅力があれば、自己負担での海外渡航をいとわない候補者もいます。自社がマーケット上で有利と判断でき、かつ時間的に猶予がある場合は、入社後の活躍を重視して専門性の高い日本在住候補者を狙う選択肢は非常に有用と言えます。
若手にこだわらないのであれば、40代以上の候補者は、自己負担での渡航を受け入れる可能性が高まります。
他の企業と比べた自社の特徴や強みは何か、本当に求める候補者の要件とは、採用に使える資源(お金と時間)はどれほどあるのかを、ぜひ確認の上、最適な採用戦略をご検討ください。
【JAC Recruitment Hanoi】
小浜 剛 Go Kohama
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