【ベトナム・人材採用】ベトナムの転職事情と 求職者のリアルな声
SK人事部 採用・教育虎の巻 其の百三十一
こんにちは。平衡舎の奥田です。今回は最近、求職者から問い合わせの多い事項をまとめました。求職者は企業を検討する際に、採用担当者は求人要項の作成時にご参考いただけますと幸いです。
求職者が知りたい
3つのポイント
まず多いのは、ベトナム国外の求職者からの「現状、ベトナムで就職できるか?」という問い合わせです。もちろん、求人はありますし、応募もできます。
現状を申し上げると、国内での欠員補充などといった背景から、ベトナム在住者の決定率が高い傾向にあります。一方で、ITや各種製造技術者など、ベトナム在住者では人選に時間がかかるような特定の分野の経験者は、日本からの応募者で決まるケースもございます。
次に、「労働許可証やビザの取得が難しくなったのか?」という声も多数いただきます。以前、本コラムで触れた通り、労働許可証の取得に関する規制は、強化された部分と緩和された部分がありますので、応募者の経験等に応じて随時確認することをおすすめしております。
最後に、「ハノイからホーチミン市へなど、ベトナム国内での転職は可能か?」については、もちろん、可能です。ただし、2021年10月4日現在、省をまたぐ移動が厳しく、規制状況に応じて入社時期を柔軟に調整する必要があることが考えられます。
入国条件や費用の
確認も忘れずに
国外からの転職の場合、内定後のベトナム入国条件や費用も重要な確認事項です。
一般的に、ベトナムへの入国には4000〜5000USD前後の費用がかかります。内訳は、入国許可の申請代行費用、入国時と隔離中の医療費、隔離ホテル代、航空券代などで、企業により全額、あるいは一部を負担してくれます。
また、内定者のワクチン接種状況によって隔離期間が変わります。条件は随時変更する可能性が高いので留意が必要です。ご不明な点は、弊社までお問い合わせください。
それでは、厳しいコロナの状況が続いておりますが、皆様どうかご自愛ください。
【平衡舎】
奥田 梨紗 Okuda Risa
主な事業はベトナム人求職者・日本人求職者のベトナム国内採用、及び日本国内での採用支援など。自社メディアも運営中!
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