富士溶岩焼肉の「和牛ミスジ」(80万VND)と土鍋でじっくり炊く「シャケイクラご飯」(32万VND)。共に税別

昨年12月にオープンした本格和食店。竹を扱った内装の店内は約80席と広く、2階には8席の個室を用意。こだわるのは「日本本来の味」で、刺身も焼きも評判の魚は日本から空輸し、調理法はもちろん調味料も日本製を使用。ベトナム人向けのアレンジをしないのは、「富裕層の方は日本の味とサービスをご存知ですから」。実際に客層は日本人とベトナム人の富裕層が半々で、ビジネスマンが多い。

魚、肉、天ぷら、土鍋飯、鍋など種類は豊富だがメニューは40品ほどに厳選。人気は仕入れでネタが変わる「本日の刺身盛り合わせ」(写真手前:56万VND、税別)や、熱した富士山の溶岩石で調理する「富士溶岩焼肉」。目の粗い溶岩で焼くと油が程良く落ち、肉の柔らかみが増すのだとか。ランチはベトナム人ビジネスマンに気軽に来てほしいと、日替わりが4万5000VND(税込み)などリーズナブル。「このあたりをジャパニーズ・ブロードウェイにするのが夢なんです」と、東京・神楽坂で修業した31歳の若き料理長は語る。

Tachibana
住:179 Hoa Lan, Phuong 2, Phu Nhuan, HCMC
電:(08) 3517 6668(日本語対応可)
営:7:00~23:00(L.O.10:00) 休:無休
予算:70万VND~(税別)
FB:Tachibana Japanese Restaurant