【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】日本人のマネジメント
採用の相談が増加中?
SK人事部 採用・教育虎の巻 其の六十一
日系企業からのニーズ増の傾向あり
みなさま、お世話になります。パーソルベトナムの中野でございます。
現在、在ベトナム日系企業からの相談として、工場長や支店長などのマネジメントポジションを現地で採用できないかという相談が増えてきました。
その中でも現地でマネジメント経験のある方や、現地で長く働くことのできる日本人管理職を採用したいというニーズが増えています。
背景として、「駐在員の人件費を削減したい」「現地化を進めたいが、ベトナム人スタッフをマネジメントポジションに配置するには、未だ十分に育っていない」「日本本社との調整が多く、スムーズなコミュニケーションが必要」等が挙げられます。
効果的な採用方法と採用の注意点
一般的な採用方法としては、①人脈を活用しての採用 ②日本人向けの求人広告 ③人材紹介経由での採用が挙げられます。知人を採用する場合、人となりや経験をすでに把握している点がメリットとして挙げられます。
求人広告の場合は、中長期的に良い方がいれば採用したいといった場合には適しています。ただ、求職者からの応募を待つ形式であるため、採用したい時期が決まっている場合は予定通りに採用できない可能性があります。
人材紹介の場合は希望する経験を満たした人材または近しい人材を採用できる可能性が高い方法といえますが、一方で採用にかかる紹介手数料を考慮する必要があります。
経営層・マネジメント層を採用するにあたっての注意点は、求めるポジションに応じて求める経験・スキルが異なることです。それら以外に確認が必要な項目として、雇用条件を曖昧にせず、明確にして提示することや、会社と候補者との間に仕事に対しての価値観の相違がないかを確認すること、実際の前職のリファレンスチェック(評価の確認)を行い、面接だけではわからない実際の実績や人柄、評価などを確認する必要があります。
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