夜な夜な“ベトヤング”が 集まる噂のカフェへ！

週末エンターテインメント　No.4

軒先の路上に若者が溢れかえっている！く

最近のマイブームはかき氷。友達のかき氷屋さんの立ち上げを手伝い、４月末になんとかオープンできた。さあ、夜な夜な遊びどころを探し回る“ベトヤング”の新しいナイトスポットになれるだろうか。

そんな僕に友達がメッセージをくれた。「ここ夜、若い衆がエグい集まってるよ。まー、びっくりするよ」と。

噂の店はファッション・レストラン通りの１区グエンチャイ通りにありながら、５区に近いだいぶ奥の方。映画館シネスターを過ぎたあたりから、一気に右側の路上が賑わい始める。

人混みの発信源は「１ＵＳＤ　ＣＯＦＦＥＥ」というカフェだ。数え切れない、と思いつつ数えるとだいたい３００人。隣の店の隣の隣まで、ライトの下でイスをおいて夜カフェを楽しんでいる。名前の通りコーヒーは２万２０００ＶＮＤ（約１ＵＳＤ）からだけど、みんなオシャレな飲み物を頼んでいて平均客単価は結局４万４０００ＶＮＤほどだと思う。決して格安というわけではない。ちなみに店のレシートを勝手にチェックするのは僕の得意技。確かに味はうまい。ただのチャダー（Ｔｒａ Ｄａ）までうまい。内装も作りこんでいる。ただ、これは異常だ。四方八方から聞こえてくるおしゃべりの声、イスを引きずる音、このガヤガヤで体が浮いてしまいそうだ。エネルギーにつられて、次から次へ人が集まってくる。人が止まらない。

僕らのかき氷屋も真似してイスを出してみたけど、40脚並べたところで、公安が来てすべて没収。あの手この手も通用せず。僕らはもっとベトナム流を学ぶ必要がある。

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