イベントオヤジの独り言 Vol.04

各国に日本人が駐在“日系ローカル会社”に

弊社は日本国内(東京、大阪)をはじめ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、カンボジアの現地法人に日本人スタッフが駐在し、プロジェクトごとに各国から駐在日本人が集まります。日本と同様にプロジェクトに対応できるイベント専門会社として展開できる事が、ローカル会社との一番の違いです。

我々がこだわっているのは日本人が駐在し、現地化していることで、ある意味AABもローカル会社、日本語がおかしいですが、“日系ローカル会社”なのです。AABは正当な見積コンペなら金額は負けません。それはローカル会社だからです。

あとは自社で所有しているツールや機材に加え、日本人含む数十名のイベントプロデューサーやディレクター、プランナーやデザイナーもすべて社員である事も大きな違いかもしれません。

ベトナムには様々な日系の会社が進出していますが、違いってなんでしょうか? 品質だったり安心感であったり、日本が世界に発信する、おもてなしの心でしょうか。それは私たちも同じなんです。

お客様の希望や意思をプロとして実現

あらゆる業種で進出されている企業の皆さんが、ローカルとの違いでこだわっていることと私たちも同じです。

企画や演出などは様々な方法により違いはありますが、「お客様が何を伝えたいのか?」それを正確に真面目に取り組み、効率よくイベントのプロとして進める。何かを手配して横流し、ポンコツデザインや演出、独りよがりな企画ではなく、あきらめずに取り組む事が、ローカルとの大きな違いだと思います。

例えば、招待イベントのご依頼で、発注者様の要望、それがたとえ社長の希望であったとしても、ご招待されるお客様が楽しくない、何も伝わらない要望であれば、我々は否定する事もあります。

これがほんとのプロであり、「おもてなしの本質」であると思います。

ちょっとカッコつけてみました。

 

平櫛 開三 Kaizo Hiragushi
1987年日本で株式会社AABを立ち上げ後、2006年にAABベトナムを設立。
日系企業や公的機関等の様々なイベントに携わる。

AAB VIETNAM Co., Ltd
電話: 028-3933-3545
www.aab.co.jp