ウィンさんの辛口お悩み相談室　第13回

Q.　新しい職場でベトナム人スタッフと馴染むためには？

A.　いきなり親しくはなれません。地道に信頼関係を築くこと！

４月になり、新年度で新しくベトナムに赴任したり、職場が変わる方、また、新しいスタッフを迎え入れるという方もいるでしょう。

ベトナム人スタッフたちは涼しい顔をしていても好奇心旺盛で、実は「新しい人」に興味津々です。まずは、どんな経緯で？　実績や経歴は？　目的や目標はなんなのか。恥ずかしがらずに堂々と自己紹介をすることで、彼らの警戒心を緩めてあげましょう。自らオープンにしていく姿勢が大事です。

そして、もし新しいスタッフを受け入れる場合であれば、上司となる立場の人からちょっと“持ち上げる”ように、これまでのキャリアなどを紹介し、職場の中に居場所を作ってあげましょう。　全体ミーティングなどの機会に口頭で伝えることはもちろん、全スタッフが確認できる掲示板などにプロフィールを公開することもおすすめです。

背中を追いかけたい理想の上司像とは

詳細な自己紹介がスタッフに安心感をもたらすように、自らオープンにし、積極的に周囲と関わっていこうとする姿勢は、ベトナム人スタッフに受け入れられやすいです。オン・オフをしっかり切り替える仕事のスタイルや、家族を大切にしているなど、仕事とは別のチャーミングな一面も好まれるでしょう。

また、困った時に相談しやすい親しみやすさや、問題を解決に導いてくれる頼りがいのある点などに「この人と仕事をしたい」と、上司のリーダーシップを感じる傾向があるようです。

信頼関係ができていないうちに、いきなり大きな相談はしません。日頃の些細なお願いごとや相談などの積み重ねによって信頼関係はつくられます。普段から相手の立場になって、親身に話を聞くことを心がけてください。そうすることで、いつの間にか多くのスタッフと打ち解けているのではないでしょうか。

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