Q. 社内行事の楽しみ方が掴めません…。どんな風に振る舞えばいい?

A. ベトナム語で交流するなど、まずは皆の心を掴むこと

これから、旧正月に向けて忘年会や新年会など社内行事を控えている企業が多いのではないでしょうか。そこで、今回はスタッフが楽しく働ける職場を目指すにあたり、有効な上司の言動と様々な社内行事に焦点を当てたいと思います。

まず、外国人の上司がベトナム語でのコミュニケーションに努めている姿勢を見せるだけで親近感を与えます。

例えば、簡単な金額をベトナム語で表現したり、もしくはパーティーや社員旅行などでベトナムで流行っている歌をベトナム語で歌うことも有効です。

また、社内の若手スタッフの間でよく使われている流行りの言葉を教えてもらい、それを普段の会話の中に織り交ぜることも上司は自分達と同じ目線を共感していると感じてくれるはずです。

ライフスタイルに合わせた行事を

次に社内行事ですが、仕事は集団・組織で行うという理解の下で、在ベトナム企業では社員旅行、忘年会、新年会を一元的に行う傾向があります。しかし、それらは不満に繋がる危険性を持っていることに注意しなければなりません。一元的に行う社内行事を全面的に否定・肯定したりするわけではなく、各社員の事情や状況に鑑みた対応が望まれます。

例えば、既婚者かつ子持ちの多い組織では親子で気兼ねなく参加出来る運動会を開催したり、未婚者の多い職場の場合は、みんなで考えて作り上げた余興を披露することもあります。

いずれのイベントも、上司から特別賞の贈呈もしくはスポンサーになると一気に好感度が上がります。ただ、どんな行事や振る舞いもベトナム人の心を掴んだ上で行うことが一番喜ばれ、団結力が強まるのです。

 

レ・トゥイ・ディウ・ウィン
Le Thuy Dieu Uyen
2013年に入社。
2018年4月にジェネラルダイレクターに就任した。
JAC Recruitment Vietnamホーチミン市事務所
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