【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】ミドル・シニア層の転職は スピード感がカギに

SK人事部　採用・教育虎の巻　其の二十四

シニア層やミドル層の活躍が期待される舞台はベトナムにも数多く見受けられます。

特に現地企業の代表となるポジションの場合、やりがいもありますし、待遇面も期待できると言えます。こういったポジションの選考では海外でのマネジメント経験が高く評価されます。専門性を磨きながら、経営管理、人材育成といった点にも積極的に介入し、経験を積んでおくと高く評価されます。

また、工場長や拠点長などは、頻繁に募集されるポジションではないため、日頃からアンテナを張っていると、思いがけないタイミングで声が掛かる可能性もあるでしょう。

若手の３倍の生産性が期待されている!?

シニア層やミドル層の転職の場合、スピード感をもって企業の成長に貢献してくれそうかどうかを、20代や30代の候補者に比べて、より厳しく見極められます。

少なくとも若手の３倍の生産性は期待されていることを認識し、選考に臨みましょう。豊富な経験・スキルを活かしてどのような貢献ができるのか、書類や面接でしっかりと説明することを心掛けていただけたらと思います。

加えて、柔軟な考え方ができるか、他者の意見を受け入れられる度量があるか、健康的な生活を意識しているか、若々しさが感じられるか、などの点もポイントになりますので、面接時などに意識すると良いでしょう。

入社後に周囲から期待されること

前述したように、スピード感は非常に重要視されるポイントです。

入社時に会社が目指す方向性とご自身の考えをしっかりと擦り合わせておくことも大切ですね。その上で決断・実行・評価などを、テンポ良く進めましょう。

また、シニア層・ミドル層に限ったことではありませんが、社内に良い空気をもたらしてくれることを企業は期待しています。周りの方と良好な関係を築きながら、社会から真に求められる企業へと導くことができれば、高い評価が得られるはずです。