【ベトナム・経営者育成】2019年度新入社員対象
働き方に関する意識調査結果
約8000人に対しアンケートを実施
2019年3月~5月に、当社および当社グループ会社が提供した新入社員研修の受講者7992人(223 組織)を対象に、2019年度の新入社員へのアンケートを実施しました。質問内容は、働く動機と不安要因の認識 ・社会人基礎力の認識 ・キャリアの認識 ・セルフエスティーム(自己肯定感情)の認識 ・レジリエンスの認識に対してです。
働く上で重視していることという質問に対し、「社会や人から感謝されること」が調査開始(2011年度)から 9年連続で首位となりました。2位以下も「自分が成長していると実感できること」、「専門技能・知識を身に付けること」で昨年と変化はありません。また、「高い収入を得ること」(6・3%)、「生活できるだけの収入を得ること」(13・5%)は調査開始以来最も高い割合を示しています。
「計画力」は得意だが「働きかけ」は苦手
仕事をする上で得意と感じていることは、「計画力」が1位で、「主体性」は2位と、こちらも昨年から変化はありません。自らやるべきことを見つけて積極的に取り組んだり、課題の解決に向けて計画を立てることが得意と感じているようです。一方で、周囲の人々を動かすことは不得意と感じる傾向は年々強くなっているようです。
また、チームで何かに取り組む上で得意だと感じているのは「柔軟性」、次いで「傾聴力」となりました。不得意と感じているのは「発信力」、次いで「ストレスコントロール」という回答でした。
また、「海外で働きたいと思うか」に対しては、51・3%が 「思う」と「国、地域によっては働きたい」と回答しました。 これまでと同様に「思わない」と回答している割合の 47・7%を上回っています。ただし、「思う」と「国、地域によっては働きたい」との差は(マイナス3・6 ポイント)であり、「思わない」の割合が大きくなっています。
荒澤 文寛 Arasawa Fumihiro
株式会社ビジネスコンサルタント入社後、各国の責任者を経て、
ベトナム法人を立ち上げ。現ジェネラルダイレクター。
Business Consultants Vietnam Co., Ltd.
電:024-6269-6162
E-mail:vietnam@bcon.co.jp
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