【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】ベトナムで働くうえで
求められること

SK人事部　採用・教育虎の巻　其の七十六

若手に必須とされる
ある条件とは？

こんにちは、ＨＲ―リンクの竹之内です。最近ベトナムでは、未経験分野からの転職者が増えています。理由の１つとして、求められるスキルや経験が幅広く、ハードルが低い点が挙げられます。特に若手に関しては専門的な知識や業界経験が求められることがほぼありません。その代わりに求められるのが、日本での社会人経験です。社会人として一般常識があり、日本人として「当たり前のことを当たり前にやれる」ことが求められます。日系企業で働く、または日系企業を相手にビジネスを展開する場合は、まず大前提として、日本人として当たり前の対応が求められるのですね。それだけです。そう考えるとかなり敷居が下がったように感じませんか？

目的・目標を持ち、
前向きに取り組む

また、ベトナムでは、どういった方が活躍しているのでしょうか。

◇能動的に動ける

ビザ取得など、入社前の段階で動かねければならない事が多く、その中で不明点は「質問する」「調べる」といった自発的な行動が求められます。すべて会社任せというスタンスでは、入社後も同様の可能性が高いと判断されます。

◇柔軟性がある

現地法人では少数の日本人が数十～数百人のベトナム人を管理・教育する環境があり、業務に柔軟に取り組む姿勢が求められます。

◇新しいことに挑戦する姿勢

例えば、語学力です。応募条件ではベトナム語力より、英語力が求められるケースが多いです。しかし、ベトナム語ができることによるスタッフとの友好な関係構築が仕事を円滑にし、効果的に作用します。新しいことを積極的に吸収しようとする姿勢は１つの指標になります。

最後にもう１点大切なことがあります。新しいことを身につけていくことは、自分自身にとって「目標の達成」です。自ら目的・目標を持ち、前向きに取り組む人は、仕事にも充実感を覚え、環境にメリットを感じています。このような人材は会社にも長く貢献し続ける可能性が高いでしょう。