【ベトナム・人材採用】【ベトナム・人材育成】希望数増加、多様化する シニア層のベトナム転職

SK人事部　採用・教育虎の巻　其の二十四

条件を絞っても合致した人材を見つけやすい

こんにちは、ＨＲ-リンクの竹之内です。現在弊社に相談に来られる転職希望者の半数以上が、シニア層の方々です。

「これまでの経験を活かしたい、だけど日本国内には活躍できるフィールドが少ない」。こんなお悩みを抱えていらっしゃる方が多いです。

シニア層になると未経験分野への転職は可能性が低くなるため、即戦力としてこれまでの経験が生かせる分野を希望されます。

見方を変えると、即戦力人材を採用したいと考えた場合、シニア層の人材を選考するとマッチングする可能性が高くなるわけです。

この世代は労働人口の観点からも非常に層が厚く、そして幅広いため、ピンポイントに条件を絞った場合でも合致した人材を見つけることができるのも特徴の一つです。

どういったシニア層が海外就職を目指すのか

募集条件を設定する際や、面接に進んだ場合は、より専門的に突っ込んだ内容の質問をすることが効果的です。経験が豊富であればあるほど、できることとできないことが明確になっており入社後のミスマッチを防ぐことができます。

モノづくりの業界では、海外への生産・業務移転が顕著です。そのため、多くの日本人技術者が日本だけでなく、外に目を向けることで活路を見出すため、海外での就業を求めて転職活動を行っています。

また海外就業経験者も、引き続き海外での就業を希望されるケースが多く、弊社の場合はシニア登録者の半数以上を占めています。

海外就業経験者の採用メリットは、ある程度どの地域・国でも生活していけるタフさを持ち、海外での仕事の楽しみ方を知っているため、長期雇用に繋げることができる点です。体調面さえ問題がなければ、大いに活躍していただくことが期待できます。

これまでに、３年間の期間限定で専門分野での業務立ち上げ・組織の構築などでもご活躍頂いた例があり、シニア層の働き方はさらに幅広くなりつつあります。